ロートってどんな目薬?
薬剤師がやさしく解説
「ロート」もブランド名で、目的別に複数のシリーズがあります。
V・ロートは目の疲れ・充血向け、ロートジーは抗ヒスタミン配合でかゆみに対応。そして、これまで紹介した目薬とは少し違うタイプとして、ロートクリニカル抗菌目薬のような「ものもらい・結膜炎」に使う抗菌目薬もあります。
こんにちは、薬剤師のしばまるです。
今日は「疲れ目・かゆみ」に加えて、「ものもらい」のときに使う目薬についても解説しますね。実は目薬には、これまでとは違うタイプもあるんです。
ロートシリーズの違い
| 商品 | 向きやすい症状 | 特徴 |
|---|---|---|
| V・ロート | 目の疲れ、結膜充血、目のかすみ | 8種の有効成分をバランス配合したマルチフォーカス処方 |
| ロートジー | 目のかゆみ、結膜充血 | 抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミンマレイン酸塩)配合 |
| ロートクリニカル抗菌目薬 | ものもらい、結膜炎 | 抗菌成分(スルファメトキサゾールナトリウム)配合の1回使い切りタイプ |
※ここに挙げたのは代表的な商品の例で、すべてではありません。ラインナップは変わることがあるため、購入時にパッケージ・添付文書をご確認ください。
💡 「抗菌目薬」という5つ目のタイプ
これまでの記事で紹介した4タイプ(ドライアイ・疲れ目・アレルギー・充血除去)に加え、「ものもらい」や「結膜炎」の原因となる細菌に対応する抗菌目薬という選択肢もあります。目が赤く腫れて痛い、目やにが多いといった症状のときに使われます。ただし、症状が改善しない・悪化する場合は、市販薬で粘らず眼科を受診してください。
使うときの注意点
⚠ ここだけは確認してね
- 抗菌目薬は、細菌感染が疑われる症状に使うものです…ウイルス性の結膜炎など、抗菌成分が効かない原因のこともあるため、数日使用しても改善しない場合は眼科を受診してください
- 1回使い切りタイプは、開封後すぐに使用し、残った分は保管しないでください…衛生上の観点から、使い回しは避けましょう
- 症状が強い(強い痛み、視力低下、目やにが多いなど)場合は、自己判断で市販薬に頼らず受診を検討してください
- 抗ヒスタミン配合タイプ(ロートジーなど)は、まれに眠気などが出ることがあります
- 緑内障と診断されたことのある方は、事前に医師・薬剤師にご相談ください
「ものもらいができたので目薬をください」というご相談は多いのですが、実は見た目だけで判断が難しいこともあります。抗菌目薬を数日使っても改善しない、あるいは悪化している場合は、無理せず眼科の受診をおすすめしています。抗菌目薬は「試してみる」ための第一歩と考えていただくと安心です。
まとめ
ロートは、疲れ目・充血向け(V・ロート)、かゆみ向け(ロートジー)、そして「ものもらい」向けの抗菌目薬など、幅広いシリーズを持つブランドです。抗菌目薬は細菌感染に対応するものですが、改善しない・悪化する場合は眼科受診を検討してください。
「ものもらい」のような症状は、見た目だけで自己判断せず、変化に注意しておくことが大切です。少しでも心配なときは、遠慮なく眼科や薬局に相談してくださいね。
よくある質問
抗菌目薬を使えば、ものもらいはすぐ治りますか?
V・ロートとロートジー、どちらを選べばいい?
抗菌目薬は毎日使ってもいいですか?
子どもにも使えますか?
コンタクトレンズをつけたまま使えますか?
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参考資料
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や体質によって適した医薬品は異なります。医薬品を使用する際は添付文書を確認し、ご不明な点は医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。症状が改善しない場合や悪化した場合は、医療機関を受診してください。なお、記事内のリンクには広告(アフィリエイト)が含まれる場合があります。

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