新コンタックってどんな薬?
薬剤師がやさしく解説
新コンタックかぜEXは、1日2回(朝・夕)の服用で済むよう設計された、かぜ薬です。
主成分はイブプロフェン。カプセルの中に、先に効くタイプの粒と、あとから効くタイプの粒を組み合わせた技術で、効果が長く続くよう工夫されています。アスピリン喘息の既往がある方、15歳未満、出産予定日12週以内の妊婦は使用できません。
こんにちは、薬剤師のしばまるです。
「コンタック」は、赤いカプセルでおなじみですよね。実は「1日2回でいい」という珍しい特徴があるんです。今日はその仕組みを解説しますね。
新コンタックかぜEXの成分と特徴
新コンタックかぜEXは、イブプロフェン200mg(1日量)を中心に、鼻水・鼻づまりをやわらげる成分(ヨウ化イソプロパミド、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩)などを配合した、指定第2類医薬品のかぜ薬です。
いちばんの特徴は、カプセルの中に「先に効く速放性の粒」と「あとから効く徐放性の粒」を組み合わせていること。この技術により、イブプロフェンの効果が長く持続するよう設計されており、1日2回(朝・夕)の服用で済むようになっています。多くのかぜ薬が1日3回であるのに対し、これは大きな違いです。
💡 「かぜ総合」との違い
コンタックブランドには、ほかに「新コンタックかぜ総合」という商品もあります。こちらは解熱鎮痛成分がアセトアミノフェンで、6つの成分がバランスよく配合された、1日3回タイプ。同じ「コンタック」でも、成分と服用回数が異なるので、購入時は商品名まで確認しましょう。
使うときの注意点
⚠ ここだけは確認してね
- アスピリン喘息(解熱鎮痛薬でぜんそくを起こしたことがある)の方は服用できません
- 15歳未満は使用できません
- 出産予定日12週以内の妊婦は服用できません。それ以前の妊娠中・妊娠している可能性のある方も、服用前に医師・薬剤師にご相談ください
- 眠気が出ることがあります…抗ヒスタミン成分配合のため、服用後の運転・機械操作に注意してください
- カプセルはPTPシートから取り出してから服用してください…シートごと誤って飲み込む事故が報告されています
- 治療中の心臓病・高血圧・糖尿病・肝臓病・腎臓病・胃十二指腸潰瘍などがある方、高齢の方は、服用前に医師・薬剤師・登録販売者へ相談を
- ほかのかぜ薬・解熱鎮痛薬・鎮静薬との併用はできません
⚠ 次の症状が出たら、服用を中止して受診を
発疹・発赤、かゆみ、吐き気、胃痛、めまいなどが現れた場合は服用を中止し、医師・薬剤師にご相談ください。息苦しさ・じんましん(アナフィラキシー)、高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤などが持続する場合(皮膚粘膜眼症候群など)、空咳・発熱・息切れが続く場合(間質性肺炎)といった重篤な症状が現れたときは、直ちに医療機関を受診してください。
「1日2回でいいなんて、飲み忘れが減っていいですね」というお声、よくいただきます。実際、仕事中や外出先での服用回数を減らしたい方には向いている設計です。ただし、効き方がゆっくり持続するタイプなので、「すぐに効いてほしい」という場面には、また別の選択肢(1日3回タイプなど)も検討してみてください。
まとめ
新コンタックかぜEXは、速放性と徐放性の粒を組み合わせ、1日2回の服用で済むよう設計されたイブプロフェン主体のかぜ薬です。アスピリン喘息の既往がある方、15歳未満、出産予定日12週以内の妊婦は使用できません。同じ「コンタック」でも「かぜ総合」とは成分が異なるため、商品名まで確認して選んでください。
「1日2回」というのは、忙しい毎日を過ごす方への、ひとつの工夫だと思います。ご自身の生活リズムに合わせて、無理なく続けられる薬を選んでくださいね。
よくある質問
なぜ1日2回で済むのですか?
新コンタックかぜ総合と何が違いますか?
妊娠中でも使えますか?
子どもに使えますか?
ぜんそくがあっても使えますか?
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参考資料
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や体質によって適した医薬品は異なります。医薬品を使用する際は添付文書を確認し、ご不明な点は医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。症状が改善しない場合や悪化した場合は、医療機関を受診してください。なお、記事内のリンクには広告(アフィリエイト)が含まれる場合があります。

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