パブロンゴールドAって
どんな薬?薬剤師が解説
パブロンゴールドAは、7種類の成分を配合した総合感冒薬です。
咳・痰・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・発熱・頭痛・関節や筋肉の痛みなど、かぜの諸症状に幅広く対応する設計になっています。特徴はグアイフェネシンという、喉に付着した原因物質の排出を助けるとされる成分。15歳以上から使用でき、1日3回、食後なるべく30分以内に服用します。
こんにちは、薬剤師のしばまるです。
「かぜ薬、結局どれ?」の記事で解説した成分の組み合わせ、実際の商品ではどうなっているのか。今日はパブロンゴールドAを例に見ていきますね。
パブロンゴールドAの成分と特徴
パブロンゴールドAには、7種類の有効成分が配合されています。解熱鎮痛成分、鎮咳成分、去痰成分、抗ヒスタミン成分、気管支拡張に関わる成分などが組み合わさり、咳・痰・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・発熱・頭痛・関節や筋肉の痛みといった、かぜの諸症状に対応する設計です。
その中でも特徴的なのがグアイフェネシンという去痰成分。喉に付着した原因物質の排出を助けることで、かぜの症状をやわらげるとされています。
錠タイプと微粒タイプの違い
| 商品 | 特徴 | 用法(15歳以上) |
|---|---|---|
| パブロンゴールドA〈錠〉 | 飲みやすい小型の錠剤 | 1回3錠・1日3回 |
| パブロンゴールドA〈微粒〉 | 口溶けと風味のよい微粒剤 | 1回1包・1日3回 |
※いずれも食後なるべく30分以内に、水またはぬるま湯で服用します。詳しい用法・用量は添付文書をご確認ください。
「パブロン」と名のつく商品は、ゴールドAのほかにもパブロンS・パブロンSゴールドなど、いくつものシリーズがあり、それぞれ配合成分が異なります。「いつものパブロンで」と言われても、商品名まで確認しないと、成分の違いが分からないことがあります。パッケージを見せていただくのがいちばん確実です。
使うときの注意点
⚠ ここだけは確認してね
- 本剤の成分でアレルギー症状を起こしたことがある方、本剤や他のかぜ薬・解熱鎮痛薬でぜんそくを起こしたことがある方は服用できません
- 服用中は、ほかのかぜ薬・解熱鎮痛薬・鎮静薬・鎮咳去痰薬・抗ヒスタミン剤を含む薬(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬など)を併用しないでください…成分が重なる危険があります
- 眠気が出ることがあります…服用後の運転・機械操作に注意してください
- 治療中の心臓病・高血圧・糖尿病・緑内障・甲状腺の病気・肝臓病・腎臓病がある方、高齢の方、妊娠中・授乳中の方は、服用前に医師・薬剤師・登録販売者へ相談を
- 15歳未満は使用できません
⚠ 次の症状が出たら、服用を中止して受診を
発疹・発赤、かゆみ、吐き気などが現れた場合は服用を中止し、医師・薬剤師にご相談ください。息苦しさ・じんましんなど(アナフィラキシー)、高熱・目の充血・唇のただれ(皮膚粘膜眼症候群など)、空咳・発熱・息切れ(間質性肺炎)といった重篤な症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診してください。過去に一般用かぜ薬による間質性肺炎の副作用が報告され、厚生労働省が使用上の注意の改訂を行った経緯もあります。
まとめ
パブロンゴールドAは、グアイフェネシンをはじめ7種類の成分で、かぜの幅広い症状に対応する総合感冒薬です。ほかの解熱鎮痛薬・かぜ薬との併用は避け、持病がある方は購入前に薬剤師へ相談してください。同じ「パブロン」でもシリーズによって成分が異なるので、商品名まで確認する習慣をつけましょう。
「家庭の常備薬」として長く愛されてきたパブロン。だからこそ、「いつものやつ」で済ませず、たまには成分表示を見直してみるのもおすすめです。体質や生活は年々変わりますからね。
よくある質問
パブロンSやパブロンSゴールドとは何が違いますか?
ロキソニンなど痛み止めと一緒に飲んでもいいですか?
眠くなりますか?運転前に飲んでも大丈夫?
子どもにも使えますか?
妊娠中でも使えますか?
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参考資料
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や体質によって適した医薬品は異なります。医薬品を使用する際は添付文書を確認し、ご不明な点は医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。症状が改善しない場合や悪化した場合は、医療機関を受診してください。なお、記事内のリンクには広告(アフィリエイト)が含まれる場合があります。

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